キャッシングとは、ATMなどの端末を使ってお金を借りられるサービスで、返済の際は金利を一緒に返すことを条件にお金が借りられるというものです。 クレジットカードのキャッシング キャッシングには自身のクレジットカードを利用して行うものと、消費者金融のサービスを使うものがあります。どちらも、保証人や担保は不要です。それぞれの特徴を見てみましょう。キャッシング機能のついたクレジットカードを使い、お金を借りるシステムです。金利は8%〜18%とかなり高く、返済は一括かリボ払いを選べます。限度額は一番大きいカード会社でも300万円までです。 消費者金融のキャッシング お金を貸す事業を営む企業からお金を借りるシステムです。金利は3〜18%。限度額は800万円と、クレジットカードに比べて大きな金額を借りられます。 金利には幅がありますが、どのくらいの金利が課されるかはカードでも消費者金融でも企業の審査により決められます。また借りられる限度額も人によって異なります。具体的には、その人の年収によって決定されます。 利用する時の注意点 まず大前提としてキャッシングは借金です。使うような状況に陥らないことが一番ですが、万が一利用しなければならない場合には、必ず返済計画を立ててから利用しましょう。その際には年のために一番高い金利を含めて計算しましょう。甘い見通しで利用するのが一番危険です。
NISAって何?
最近広告などをよく目にするようになったNISA。イギリスのISAという個人投資サービスに着想を得て、日本が導入した新しいサービスです。節税しながらお金を増やすことができるため、貯金に余裕のある人は使わない手はありません。ここでは、お得なNISAのシステムについて説明します。 投資して得た利益が非課税になる口座 NISA(ニーサ)は正式には「少額投資非課税制度」という名称です。NISA口座を開いて投資をして得た利益に対し、最長5年間税金を払わなくてよい(非課税になる)という利点があります。ただし1年あたりNISA口座に入金できる金額は120万円までで、この金額枠は翌年に持ち越しなどはできません。1年必ず120万円までと定められています。 NISAの口座は銀行や証券会社で開設できます。 具体的な例を見てみましょう。例えば100万円をNISA口座に入れて投資を行い、5万円の利益が出たとします。本来であればこの5万円には20%の税金が課せられますが、NISA口座に入れているお金で得た利益はすべて非課税扱いになるのです。この非課税扱いは最長5年間適用されるので、5年は税金を気にせず投資活動ができるのです。 「最大120万円では投資をするには足りないのでは?」と思われる方もいるかもしれませんが、少額でもできる投資は多くあります。投資に興味のある人はNISAも検討してみましょう。